テキサスジャイアントビネガロン
学名:Mastigoproctus giganteus 
サイズ:8cm
分布:北アフリカ(西南部)
f-texasgiant13
サソリモドキも世界三大奇虫の一つに数えられているグループです。名前も姿もサソリとよく似ていますが全く別物で、サソリとよく似ていますが全く別物で、サソリ最大の特徴である毒針の付いた尾は持ちません。サソリモドキの尾は非常に細い管のような形で、敵に毒を注入するのではなく、刺激性の液体を飛ばして防御します。酢酸が主成分の液体でにおいは強烈な酢のようです。サソリモドキの仲間の英名「ビネガロン(酢をかける奴)」ここに由来しています。本種はサソリモドキの最大種で、体格が大きい分、散布する液体の量も多く、人間もこれが目に入ったりするととても痛いので注意が必要です。サソリモドキは日本の南西諸島にも分布しており、アマミサソリモドキとタイワンサソリモドキの2種が知られています。サソリモドキは肉食で、小型の昆虫類などを食べています。捕食には液体も使わずもっぱらハサミを使って獲物を捕縛します。オスとメスで、このハサミに生えた爪部分の形が違う種があり、日本産の2種はこの形状の違いで雌雄を見分けられます。テキサスジャイアントビネガロンに関してはこのハサミの形の差はなく、雌雄はハサミ自体の大きさで見分けることができます。オスはメスに比べて大きくがっしりとしたハサミです。サソリモドキが好む環境はやや湿った場所で、石の下などを隠れ家としています。夜行性なので、昼間は物陰に潜んでいて夜になると周囲をうろつきます。繁殖形態は卵生で、メスは巣穴を掘り卵を産むと、餌も食べずに卵を守り続けます。似た姿のサソリ同様、メスは孵化した子を背中に乗せて守ります。
| | | 入手と飼育 | | |
飼育は特に難しいことはなく、ある程度湿った環境を用意して隠れ家を入れてやることがポイントです。床材にはヤシガラ土を湿らせたものや、水苔を混ぜたものが良いです。脱皮を行う時に床材の下に潜ってすることが多いので、床材は厚く敷きます。複数個体を同じケージで飼育する場合は、隠れ家多く入れてやらないと共食いをするおそれがあるので気をつけてください。餌にはサイズにあったコオロギなど各種昆虫を与えます。種類問わず低温にはあまり強くないため、24〜26℃程度を保つと良いでしょう。飼育下での繁殖例もあるので、雌雄を揃えてチャレンジしてみてはいかがでしょう。