ストレートホーンドバブーン
学名:Caratogyrus marshalli
サイズ:8cm (LS18cm)
分布:ジンバブエ、マザンビーク
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奇っ怪な生き物の代表選手のように扱われることが多いタランチュラの仲間ですが、なんと背中に「角」が生えたさらに変わった姿のグループが存在します。それがホーンドバブーンと呼ばれるタランチュラたちで、数種が知られています。このグループのタランチュラたちは頭胸部の背中側に突き出た突起を持っており、それが角のように見えるのです。この角は、性別によって有無が決まっていて、メスは種によって角の形や長さは種によってさまざまですが、おもしろいことに同種でもその向きや長さに個体差があったりします。普段は土の中で巣穴を掘って暮らしているので、もしかしたら住んでいる巣の形状に合わせて角の向きも変わったりするのかもしれません。肝心の、この角がはたして何のために存在するのかという理由についてですが、実ははっきりと分かっておらず、研究者によって説がいろいろあります。ストレートホーンバブーンもこうしたホーンドバブーンスパイダーの1種で、比較的真っ直ぐでよく目立つ角を持っています。
| | | 入手と飼育 | | | 
基本的には巣穴の中に潜んでいて、地面に出てくることはあまりありません。性質はとても荒っぽく、巣から出そうものならピンセットに飛びかかって噛み付いてきます。大柄な体格ですが動きはとても速く、地面の中に隠れていなくてもいいのでは?と思うほどです。他のタランチュラと同様、飼育種として流通することは多く、住処となる床材の湿度に気をつけていれば飼育はそれほど難しいものではありません。野生個体で輸入されたばかりのものは痩せていることが多いので、導入した直後は水をよく飲ませてやりましょう。あまり厚く床材を敷くと、器用に穴を掘って周りを糸でぐるぐる巻きにしてしまい、何を飼っているのか分からないような状態になってしまいます。こうした状態ではいつ巣から飛び出してくるのか読めないので、世話をする際は取り扱いに十分に注意。ただし、タランチュラにとってはこのような状態のほうが落ち着くため、見ためを気にしなければこうした飼いかたのほうが良いかもしれません。
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