ヨロイモグラゴキブリ
学名:Macropanesthia rhinoceros 
サイズ:8cm
分布:オーストラリア
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写真を一枚見せられて、これがゴキブリの仲間だと即座に分かる人がどれくらいいるでしょうか。たいていの人はカブトムシやコガネムシなど甲虫の仲間だと思うでしょう。ヨロイモグラゴキブリは名前のとおり鎧をかぶったような見ためをしていて、成虫になっても翅は出ません。動きもノソノソとしていて、俊敏なゴキブリのイメージから大きくかけ離れています。その大きさはゴキブリとしてではなく昆虫としてみても相当なものですが、重さも飛び抜けていて、約35gにもなります。
異例尽くしのヨロイモグラゴキブリは生活様式も特殊で、普段は地面の中に潜ってモグラのように巣を作って生活しています。それだけではなく、ハチやアリに似た社会性のある生態をしており、雌雄で子育てを行ったりします。本種の生息するオーストラリアは他の地域にない不思議な姿や成体の動物が多数生息していますが、ヨロイモグラゴキブリもそうしたとても変わった生き物の一つです。
| | | 入手と飼育 | | | 
その独特の姿と生態からペットとしての人気があり、ゴキブリ類には嫌悪感を示す人でも本種であればカブトムシ感覚で大丈夫という場合が多いです。稀に専門店などで見かける機会がありますが、昆虫の仲間としてはかなり高価です。落ち葉などを食べており、特に好んで食べるのはコアラが食べる葉っぱとして知られるユーカリの葉です。ヨロイモグラゴキブリは寿命がとても長く、10年以上生きた記録もあります。卵胎生なので子供をそのまま産み落とします。
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