ニセハナマオウカマキリ
学名:ldolomantis diabolica 
サイズ:13cm
分布:エチオピア、ケニア、タンザニア、ソマリア、南スーダン
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アフリカに生息する大型のカマキリです。体色や形も奇抜ですが、本種は魔王の名にふさわしいとても威圧的な決めポーズを持っています。それは幅広い鎌を左右に開いて高々と持ち上げるもので、同時に羽を大きく広げることもあります。このポーズをすると体全体がより大きく見え、たいへん恐ろしげな様相です。しかし、その見ためと裏腹に、カマキリの仲間の中でも性格はかなり臆病なほう。実は独特のポーズも、敵を驚かすと同時に体を木の枝や葉に似た形にすることで風景に溶け込んでしまう擬態でもあるのです。胸部や腹部は枯葉のように見えるようにできています。また、成虫や幼虫の色合いは白っぽい目立つものですが、亜成体期は全身茶色一色の落ち葉のようで、やはり目立たないよう地味な姿をしています。
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| | | 入手と飼育 | | | 
そのボリューム感を派手な見ためでカマキリ愛好家から絶大な人気を誇り、ペットとして流通もあります。本種をはじめとする外国産のカマキリは、数は多くないものの昆虫専門店や爬虫類専門店などで見かけることがあります。カマキリは成虫段階になると寿命はそれほど長くありませんが、幼虫から飼育していくと長い間楽しむことができます。繁殖も種類によっては可能です。飼育や繁殖の難易度は種によって異なりますが、本種に場合はやや癖があるほうです。餌を選り好みする傾向が強く、入手が容易なコオロギや餌用ローチなどにはあまり反応しません。嗜好性が高いんおはハエなどの飛んでいる昆虫で、釣り餌作用のサシ(生きたハエの幼虫)を羽化させてハエにしてから与えると良いです。野生採集個体より、国内や海外で繁殖された個体のほうが飼育がしやすいので、初心者の場合はそちらの購入をおすすめします。