オオエンマハンミョウ
学名:Manticora latipenni
サイズ:7cm
分布 :南アフリカ
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小型で毒々しい色の日本産のハンミョウとは似ても似つかない姿をしていますが、近縁な仲間です。エンマハンミョウの仲間はアフリカの南部に数種が知られていて、本種もその一つ。独特の格好良さと重量感があります。他のハンミョウのように飛んで逃げたりすることはできないものの、獲物を見つけた時の動きはとても敏捷。肉食性で、俊敏かつ獰猛な性格をしています。非常に大きな牙が特徴で、雌雄によってその形は違い、メスは牙が左右対称で閉じることができるのに対し、オスは片方だけが異様に伸びていてうまくかみ合わせができなくなっています。成虫で2~3年程度も生き、甲虫の仲間としてはかなりの長寿と言えます。

| | | 入手と飼育 | | | 
ペットショップで見かける機会もごく少数ながらあります。数年おきに1回程度の流通量です。餌にはコオロギなどの生きた虫を使います。熱心な愛好家の手により、国内での繁殖例が現在数件確認されています。幼虫は学名の由来になったマンティコア(サソリの尾を持ち人の頭をしたライオンの魔物)にふさわしい、奇怪な姿をしています。入手した際は繁殖を目指してみるのもおもしろいでしょう。